![]() | 西尾維新クロニクル (2006/01/30) 不明 商品詳細を見る |
「最初の頃、本を読むこと自体に対する抵抗みたいなものを乗り越えてしまえば、大体のところ、人間は何を読んでも、面白いらしいのですよ。
好みとか、趣味みたいなものは、そこにはあんまり関与しないのです。
強いて特別な小説でなくっても、何にもしない普通の小説でさえあれば、
それなりに何でも楽しめちゃうらしいのです。傾向としては」
「へえ」
「小説を本格的に読み始めるのは、平均すると小学生高学年から中学生くらいでしょうね。
今のなことくんくらいでしょうか。
ちなみになことくんは一体いつ頃から小説を読んでいますか?」
「露骨なジュブナイルを除けば、小学四年生くらいからです」
「そんなものですよね。
ということは、読書歴五年前後ということで、なことくんは今、
読み手としては中級者くらいの腕前です」
「中級者ですか」
基準がよくわからないけれど。
「中級者だと、どうなるんですか?」
「外れを多く経験するようになります。
ちなみに、そのクラスわけで言うと、あたしはその中級者の末期です。
もうすぐ上級者といったところですか」
「上級者だと、どうなるんですか?」
「何を読んでも何を読んでもつまらなくなってしまって、
読む小説読む小説に、ケチをつけるだけになります。
どうしてこんなにつまらないんだろうと小説を読むたびに苛々します。
失望とともにページをめくり、落胆とともに本を閉じるのです」
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私は中級者に入りそうです。
もう本当に怖いです((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
だからこのブログでは
気に入った作品だけ扱おうと決めてます